MRI検査

MRI検査とは?

MRI(磁気共鳴画像診断)検査は、 人体に磁場と電波を作用させて得られた情報を人体の断面像として映像化する検査法です。
検査目的に応じて任意の角度の断面画像を撮影する事が出来ます。
当院では、最新鋭の1.5テスラMRI装置を2台導入しています。

代表的なMRI検査

1.頭部

脳の検査ではわずかな差の組織コントラストを描出して病変を撮影したり、造影剤を用いずに血管を写しだしたりすることが出来ます。

【DWI(拡散強調画像)】

細胞浮腫、異常な細胞密度によって間質層が狭くなり、間質液の拡散(動き)が制限を受けて信号が強くなる現象を画像化したものです。
頭部では、脳梗塞、脳炎等、体幹では癌など悪性腫瘍の描出に有効です。

【TOF(タイムオブフライト法)】

体内を高速に移動している血液を対象に画像化したものです。主に脳血管を描出します。血管の奇形、動脈瘤、脳梗塞、血管狭窄等を造影剤を使わずに撮影することが出来ます。

【CISS(キス撮影)】

内耳、脳幹あたりの細かい神経や血管を観察するために、撮影時間は6〜7分と長いですが、小さな腫瘍や血管の状態を見る事ができます。

2.胸部

乳房検査は、検査時間が30分程かかる、患者様にとっては大変な検査ですが、造影剤を使用する事によって、形態的診断から機能的な診断までを診ていきます。


  • 3D-MIP画像

【心臓True-FISP】

この撮影法は、撮影時間が数10〜100msec位で1枚撮影できるための心臓の1心拍内を最大32コマの分解能で画像化し、動画で心筋や心臓弁の動きを観察することが出来ます。

  • シネ撮影

3.腹部

肝臓あたりの画像です。MRIの画像は撮影条件により臓器、組織の濃度が変化します。その濃度の変化により、病気を判断することが多くあります。

女性骨盤部を矢状断(縦割り)で見ています。子宮の体部、頸部、内腔の状態まではっきり映し出すことが出来ます。子宮、卵巣等この分野では、MRI検査が非常に有意な、また得意な検査とします。

【MRCP】

造影剤を使うことなく、膵管、胆嚢、胆道系を観察する検査法で、呼吸停止下(6秒位)で撮影が出来ます。

4.脊髄

脊椎、脊髄での撮影では、椎体と脊髄、椎間板の関係が良く分かります。圧迫骨折、椎間板ヘルニア、脊椎・脊髄腫瘍等の撮影に優れています。

5.上肢・下肢

【関節撮影 MEDIC法】

骨、関節内、靭帯、腱、筋肉を観察するのに非常に得意な撮影法となります。

  • 肩関節

  • 膝関節

6.MRI血管造影

【3D-FLASH】

この撮影法は、造影剤の入っていない画像、造影剤を使用した画像を差し引きして血管の状態を写し出す撮影法です。造影剤を使用して1分程度で撮影が終了します。動脈硬化による狭窄や閉塞、術後の経過観察を外来で検査できます。

MRI検査Q&A

Q.MRIってなに?
A.MRIは磁気共鳴画像診断(Magnetic resonance imaging)と呼ばれていて0.2T〜1.5Tの強力な磁力と携帯電話などに使用されているラジオ波を利用して身体の断層写真を撮る検査です。各臓器の疾病はもとより、神経、筋肉、靭帯、骨などの人体を構成するさまざまな部分の病気の発見とその性状を判断するたいへん有用な技術として注目されています。
Q.具体的にどんなことをやるの?
A.人体にコルセットやヘルメットのような機械を取り付けて、30分前後、大きな筒状の装置の中に入ります。検査中動かないようにしていてください。大きな音が発生しますが、それを緩和するために、イヤフォンや耳栓などを着用します。
Q.CT検査と何が違うの?
A.まず、基本的原理が異なります。CTは放射線を利用し、MRIは磁気とラジオ波を利用します。どちらも、体の情報を画像化して診断するということは一緒ですが、それぞれの持つ情報に大きな違いがあります。双方の得手不得手を上手く利用し、詳細に使い分けがされています。
Q.体内に金属が入っています。問題ありませんか?
A.身体の中に金属がある場合、可能性として3つの影響が挙げられます。
1つは、MRI装置自体が大きな磁石になっているために、鉄のような金属が体の中に存在すると磁力で引き寄せられる可能性がでてきます。
2つめは、磁力と電波と利用する構造上、微弱ですが電子レンジのような特性を持っています。例えば、電子レンジにアルミホイルを入れた場合、火花がでると同じ原理で、金属が温められ、体の一部に低温火傷を起こす可能性があります。
3つめは、金属が画像そのものに影響し、その周辺の病変の診断価値が低下することがあります。これらの影響のでる可能性は、手術に用いられた金属の素材や形状、大きさなどによって異なり、極めて低いものから、非常に危険と言われるものまで、さまざまです。
最近は、MRI検査の普及に伴い、手術で使われている素材の殆どが、チタンやセラミックなどの非磁性体の素材でできているため、問題少なく検査を受けられるケースが多くなりましたが、医師に確認して行います。
Q.化粧はいけませんか?
A.アイシャドウなどの化粧成分の中には、金属を含むものがあるため、金属が画像そのものに影響してその周辺の病変の診断価値を低下させたり、やけどをする可能があります。
Q.ペースメーカーを使用していますが大丈夫?
A.携帯電話やMRIなどの影響は少ないとされています。但し、病院での携帯電話の使用が騒がれていると同様に、人工的に心臓をコントロールするペースメーカーの使用者などの場合には、埋め込んである機械などへの影響が問題となります。
Q.脳動脈クリップを装着しているのでうが、検査は受けられないの?
A.MRI装置自体が大きな磁石になっているために、鉄のような金属が身体の中に存在すると磁力で引き寄せられる可能性があり危険なため受けられません。

MRIの造影剤

MRIの検査では、より詳しい検査を行う為に造影剤を使用することがあります。
造影剤は通常、静脈より注射をします。
使用する造影剤は比較的副作用が少ない医薬品ですが、以下の既往がある方は注意が必要です。

  • 気管支喘息の治療中の方、または、以前にかかったことのある方
  • 以前に造影剤を使用した際に気持ちが悪くなった、またはじんましんが出た方
  • 腎機能の悪い方

MRI検査を受けられる時の注意

MRI検査で使われる磁場や電波は、ふつうの場合は人体への影響はなく安全な検査ですが、次のような方はMRI検査を受けられないことがありますので、担当医または専門医にあらかじめご相談下さい。

  • 心臓ペースメーカーや刺激電極などつけている方
  • 体内に脳動脈瘤クリップや人工関節などの金属が埋め込まれている方
  • 以前に胸やお腹など外科手術を受けたことがある方
  • 妊婦、または妊娠の可能性がある方
  • 狭いところが苦手な方、閉所恐怖症の方

MRI検査の手順

  1. 検査時間は約30〜40分位です。
  2. 撮影は検査台の上に寝て頂いて行います。
  3. 位置が決まったら、検査台が装置の円筒内に入って行きます。
  4. 検査が始まると、工事現場の様な大きな音がします、騒音防止として、イヤホンをして頂き、BGMを流しながら検査を進めていきます。
  5. 検査中は、マイクやブザーなどで、常に外部と連絡の取れる状態になっています。
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