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臨床指標


病院には医療法の分類で、大学病院等の特定機能病院、地域の医療機関の支援を行う地域医療支援病院などがあります。また、病院の性格から、発症直後の患者に対応する急性期型、急性期を脱し回復に向けてリハビリテーションを行う回復期型、長期間にわたり医療を行う療養型など様々なタイプがあります。
済生会横浜市南部病院は、横浜市南部地域を対象に総合的に医療を提供する急性期型の中核病院として昭和58年に開院し、平成15年には地域医療支援病院に指定されました。
南部病院は、これからも横浜市南部地域を対象とした中核病院として、地域に根ざした医療を行っていきたいと考えており、診療の状況を利用者の皆さんに知っていただくため、南部病院の医療の質に関する情報(臨床指標)を定期的に提供したいと考えています。
この度、一般的な臨床指標として、紹介率や病床利用率、救急の受入実績などを選択し、グラフにまとめましたので、南部病院を受診する際の参考にしていただければ幸いです。
なお、診療科の専門領域に関する臨床指標は、全国の済生会病院を対象に取り組んでおり、結果を済生会のホームページで公開していますのでご参照ください。

1. 病院の性格を表す臨床指標

地域医療支援病院紹介率(年度)

地域医療支援病院の紹介率は、
(紹介患者の数+救急患者の数)/初診患者の数×100 で計算されます。

南部病院は、小児科、産婦人科を除き紹介制をとらせていただいており、高い紹介率となっています。

地域医療支援病院逆紹介率(年度)

地域医療支援病院の逆紹介率は、
(逆紹介患者の数/初診患者の数)×100 で計算されます。

逆紹介とは、治療を終えて紹介元の医療機関などに紹介することをいいます。なお、南部病院で治療を終えた場合は、逆紹介患者数に含みません。

平均在院日数(年度)

一人の患者の入院から退院までに要した日数です。国は医療機関の機能分担を進めており、急性期を脱した患者は在宅療養や亜急性期型、回復期型の病院に転院する政策を進めています。このことによって、急性期治療を待っている患者の治療の機会が増えることとなります。

2. 地域医療への貢献を表す臨床指標

がん登録数(年)

当院は神奈川県がん診療連携指定病院として、院内がん登録を実施しています。
院内がん登録は、がんと診断されたり治療が開始された患者さんについて、国が情報収集し、保管、整理、分析を行う仕組みのことです。
このデータは国のがん対策の向上に役立てられています。

救急搬送受入数(年度)

南部病院は横浜市の二次救急拠点病院(A)に指定されており、原則として救急車で搬送される中等症以上の患者に対して受入を行っています。内科系、外科系、小児科、産婦人科については毎日当直体制をとっているほか、他の診療科も定期的に当直を行っています。