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育成方針


チーム医療を基盤とした教育

「チーム医療教育センター」は、さらなる医療の質の向上を目指して、人材の教育・育成と職種や職位、部署を越えたチーム医療が最も重要だという考えのもと、2013年に創立されました。
主な活動内容として①「職員共通の教育研修の企画・運営・実施及び評価」、②「新採用者研修(多職種合同)の企画・運営・実施及び評価」、③「各種医療チームの教育支援」、等です。今後段階を経て活動内容の拡大を図る予定です。

新採用職員研修

当院の新採用職員研修は、チーム医療・多職種協働の概念のもと、職種・部署の関係なく、1年を通じたプログラム構成で実施しています。
4月の新採用者オリエンテーションでは座学だけではなく、チームビルディングや高齢者体験などのグループワークも実施しており、知識の習得と同期との親睦を深めるプログラム構成となっています。5月には1カ月フォローアップ研修、7月には3カ月フォローアップ研修を実施しており、個人の目標と多職種のつながりを再認識する場を設けています。2~3月の「なでしこ成長発表会」では、1年間で学んだことを同期と共有し、お互いの成長を実感できる場となっています。

中途採用者研修

当院の中途採用者研修は、他職種も含めた同期入職の職員が集まり、体験学習やグループワーク・ディスカッションを通して、他の同期職員の人柄や経験、考え方を理解しあい、中途採用者間の親睦を深め、多職種連携相互理解を促進する機会としています。また、講師は職員が担当しており、どういった人が働いているのか、どんなことを行っているのかを知ることができます。
研修の内容としては、当院の概要や位置づけ、目指す方向性などを理解し、当院の職員としての自覚を深めてもらいます。さらに、中途採用者の方たちの今までの豊富な経験や多彩な考え方を生かし、当院でどのようにキャリアアップを図っていくのかという新たな目標を持ってもらうことを目的としています。

医療用外国語教育

医療用外国語教育は、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会開催に伴う、外国人の医療需要増加を見据え、多言語での基礎的なコミュニケーション能力習得を目指し、職員のスキルアップの一環として実施しています。現在、当院では医療用「英会話」コースを行っており、研修医向けと看護師・コメディカル・事務向けの2種類を月1回開催しております。内容は医療の現場において実践的な会話ができるよう、医療に関する用語や表現、実際の状況を想定したシミュレーション等です。自由参加となっているため、気軽に参加することができます。職種・役職・勤務年数の関係なく、多くの職員たちが楽しみながら英会話を学んでいます。Please feel free to join us!

コンプライアンス研修

済生会では、第2期中期事業計画の重点項目として「コンプライアンスの徹底」を挙げており、当院においても2016年度から継続して運営方針の最重要課題として「コンプライアンスの徹底」を設定しました。取り組み内容としては、医療・福祉の現場で多いと言われるパワーハラスメントをテーマにし、パワーハラスメントに対する意識付け及び職場におけるパワーハラスメントの抑制のために、コンプライアンス研修を実施しました。
研修の内容は、まず所属長を対象としてハラスメントに対する全般的な基礎知識を理解するための研修を行い、その後各部署において、所属長が講師となり当該職員を対象にパワーハラスメントの知識を習得するための研修を実施しました。各部署の研修は、パワーハラスメントの説明をした後にDVDを視聴し、全員で意見交換をするという形式で行っております。