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臨床検査技師


2016年入職 臨床検査技師

 中高生の頃から生物や化学の科目が好きで、実験や物事の原因を探っていくことに惹かれていました。そこから体の仕組みや病気への関心につながって、臨床検査技師を目指すようになりました。

 大学の先生から「若いうちは色々経験したほうがいい」と聞いていたので、生化学検査から細菌検査まで幅広く対応し、配属以外の検査に関わる機会もある当院を志望しました。最初の2年は主に生理検査の部署で患者さんの心電図や呼吸機能の検査に携わっていました。3年目からは現在の検体検査の部署で輸血検査を担当しています。簡単にいうと、輸血を必要とする患者さんの血液と血液製剤が適合するか反応をみる検査です。同じABOの血液型でも稀に適合しない場合もあり、さらに他の血液型を調べて、適合する製剤を探します。

 ときには検出頻度の少ない血液型に出会うこともあり、珍しい症例を経験することもあります。そういうときに自分はまだまだ勉強、経験が足りないなと実感しますね。一方で、自分の出した検査結果が医師の診断や治療方針に役立っていくことは大きなやりがいです。

 所属部署はとてもアットホームな雰囲気で、分からないことは先輩たちが丁寧に指導してくれます。お手本となる先輩ばかりで刺激になります。また院内、部内ともに勉強会があり、常に知識、技術を高めていくことができます。この恵まれた環境のなかで、「命」に関わる仕事である責任と自覚をもって、さらに高いレベルの技師になりたいと思っています