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④妊娠から育児までの手厚いサポート


外来から出産/育児まで、同一スタッフが支援します。

病棟・外来一体化

 外来から入院、退院後まで妊婦さんに安心してお過ごしいただけるよう、南部病院では外来と病棟を一体化し、同じスタッフで対応していることが大きな特徴です。出産というお母さんが一番不安になるときに、信頼できるスタッフが横にいて安心できるように、このサポート体制をとっています。些細なことと思わず、どうぞお気軽にスタッフにお声がけください。

助産師について

 済生会横浜市南部病院の産婦人科外来・病棟スタッフの多くは、助産師の資格を持っています。そのなかにはアドバンス助産師(※)等の資格を持った助産師もいます。育児をしているスタッフも多く、経験豊富な知識・技術がお母さんをサポートします。顔を合わせる機会が一番多い助産師が外来から入院、そして産後の育児までを一貫して支援すること、馴染みのあるスタッフがいることは当院最大の特徴です。私たちはお母さんと赤ちゃんに安心・安全と笑顔をお届けできるように、一番身近で全力で支えていきます。

※アドバンス助産師…
「自律して助産ケアを提供できる助産師」として、CLoCMip(助産実践能力習熟段階)レベルⅢを認証された助産師のこと。

助産師の関わり

【出産時】
正常な経過の場合助産師がメインに対応し、心配なことがあれば医師と協力して母児が安全・安心に出産となるようにサポートしています。

【産後】
産後は24時間母児同室の環境で、出産後からすぐに役に立つ技術の習得や母乳育児の支援を行います。赤ちゃんのお世話を初めてする方も多くいらっしゃるので、抱っこの方法から一緒に行っていきます。赤ちゃんがよく泣く夜間は、最低でも1時間に1回はスタッフがお部屋に伺います。ひとりで抱え込み過ぎずに、少しずつご自身のペースで育児に慣れ、退院後の生活をイメージできるように一緒に考えていきたいと思っています。

【退院後】
1ヵ月健診までの間に電話訪問や母乳外来で、困ったことはないか相談に応じています。また、1ヵ月健診終了後も、母乳のトラブルや育児相談に対応しています。

助産師外来

 助産師外来とは、助産師が妊婦健診および保健指導を行う外来です。通常の妊婦健診に加え、ゆったりリラックスした雰囲気のなか、助産師に悩みなどを相談でき一人ひとりに合ったアドバイスをさせていただきます。
 パートナーやお母様、お子様の同席も可能です。妊娠生活だけでなく、お産や産後の母乳育児についてなど、いつもの健診では聞けないこともこの機会に気軽に話してみませんか。助産師一同、皆様とお会いできることを心よりお待ちしております。

助産師外来の内容

尿検査・体重測定・血圧測定・子宮底/腹囲測定・児心音聴取など、基本的な妊婦健診としての検査をいたします。
超音波診断装置を使用しながら赤ちゃんの様子を見てコミュニケーションを取ったり、健やかなマタニティライフに向けてアドバイスを行います。不安や悩みなどに丁寧にお答えします。

日時 毎週月~金曜日(祝日は除く)
9時00分~12時00分
14時00分~15時00分
場所 3東病棟
対象週数 16~17週 / 22~27週
30~34週 / 37~39週
金額 5,000円

3D・4Dエコー外来

済生会横浜市南部病院では、3D・4Dエコー外来を実施しています。

3D・4Dエコーとは

 通常産科で行われているエコーは、断面(2D)を見ていいますが、3Dエコーは立体像(3D)をみることができます。近年新機種の性能向上に伴い、その3Dがリアルタイムに動く映像まで見られるようになりました。こちらは時間のファクターもいれ、4Dエコーと呼ばれています。
 2018年、当院は医学的正確さの向上のために、世界最高レベルの4Dエコー装置VolusonE10を導入しました。本機器を用いるとお腹の中の赤ちゃんの細かい表情や動き、しぐさなどを立体画像で見て、動く画像を録画することができます。
 医学的診断という点では高解像度の2Dエコーは重要であり、充分であると言われております。しかし、妊娠中からのお腹の中の赤ちゃんとの視覚的なふれあいは、出産直後からの赤ちゃんへの愛情に対してよい影響を及ぼすとも考えられますので、希望のある方には自費で3D/4Dエコーを行っています。

受診対象 完全予約制です。
当院分娩・当院検診の方のみに限らせていただいております。
ご家族の方々と、ご一緒に超音波を見学されることも可能です。
検査時期 検査の時期は、妊娠10週くらいから娠末期まで可能です。
赤ちゃんの表情やしぐさを見るのには、妊娠25週から36週位が適しています。
妊娠末期でも赤ちゃんの位置がよければ、よい画像を得られることができます。
費用 健康保険の適応はないので、自費診療(1回5,000円)になります。
当院準備のUSBメモリに画像を撮影し、お持ち帰りいただきます。
予約方法 外来窓口またはお電話にてお問い合わせください。
電話番号:045-832-1111(代表)

母親学級(中止中)

重要なお知らせ

新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から、当面の間母親学級の開催を中止することとなりました。再開時期は未定です。
対象の方は個別に対応をさせていただきます。ご不明点、ご質問等ありましたら外来スタッフまでお声かけください。
妊娠中の保健指導は助産師外来でお一人おひとりに合わせた内容を個別に指導させていただいています。

母親学級とは

済生会横浜市南部病院では、妊娠中の悩みの解消やお産に関する学びを深めることを目的に母親学級を開催しています。
予定日の近い方が集まりますので、出産仲間を作ることも可能です。

母親学級推奨週数

初期 16週~28週頃を対象としています。
中期 20週~28週頃を対象としています。
後期 28週~35週頃を対象としています。
※帝王切開を予定されている方は後期の受講は必要ありません。

申込方法

診察時など、直接来院して予約用紙に記入をお願いします。
産科外来にてご相談ください。

【里帰り出産をご希望の方】
お電話でのお申し込みとなります。下記までご連絡ください。
産婦人科外来 045-832-8459 (平日14:00~16:00)

開催予定日

未定

受講料

通常分娩の方
初期・中期・後期母親学級3回 5,000円(税込)
帝王切開の方
初級・中期のみ 3,000円(税込)

注意事項

・お子様のご参加はご遠慮ください。
・定員になり次第締め切らせていただいています。
・キャンセル待ち・お電話での変更はお受けしておりません。

出生前検査

済生会横浜市南部病院では、下記の出生前検査を実施しています。
●トリプルマーカー検査(採血) 妊娠14週〜
●クアトロテスト(採血) 妊娠15週〜
●羊水検査(日帰り入院・穿刺) 妊娠15週〜
まず、原則ご夫婦で検査前遺伝カウンセリングを受けていただきます。

・出生前検査一般のカウンセリング 約3千円  

ご希望の方は、医師やスタッフにお声かけください。
また、お問い合わせの際は、当院産婦人科外来にご連絡お願いいたします。

お産の準備

 妊娠28週あたりからすぐに入院できるような準備をしておき、ご自分以外のご家族とも事前に中身・置き場所などを確認しておくことをお勧めします。また、当院では「手ぶらでお産」をコンセプトに、各種アメニティを取り揃えております。急な出産でも安心して入院が可能です。

ご自身でご準備いただくもの

・母子健康手帳/健康保険証/診察券
・印鑑
・筆記用具
・妊娠中の処方薬
・洗面用具
・授乳用ブラジャー
・イヤホン

あると便利なグッズ

・カーディガン・靴下
・フォーク・曲がるストロー
・おにぎり・飴・ジュース 等

入院時にお渡しするもの

プレゼントセット(※クリックで画像拡大)

●プレゼントセット●
・aden+anais (ガーゼハンカチ3枚セット)
・トートバック
・臍帯箱
・ボデイタオル
・ヘアブラシ・ヘアゴム
・コットン・綿棒(5回分)
・クレンジング
・洗顔フォーム
・化粧水
・乳液
・BOXテイッシュ
・足リフレッシュシート
・蒸気アイマスク
・フェイスパック

aden+anaisについて【掲載元:大衛株式会社】

お産セット(※クリックで画像拡大)

●お産セット●
・お産直後の大パット 1袋
・ナプキン(Mサイズ:17枚/Lサイズ:4枚/Sサイズ:10枚)
・バーユ 1個
・手足型アルバム
・母児標識(ネームバンド)
・モニター用ベルト
・母乳パット1組
・紙オムツ(36枚入り) 2袋
・新生児帽子 1枚
・おしり拭き(赤ちゃん用) 2袋
・歯ブラシ・歯磨き粉セット
・マグカップ
・ワセリン
・ボデイソープ・シャンプー・コンデイショナー

マタニティ寝衣

















※セットの内容は一部変更させていただく場合がございます。

出産にかかる費用

経腟分娩(下からの出産)で約57万円、帝王切開で約36万円ほどです。
赤ちゃんが入院された場合は、入院費が上乗せされます。

立ち会い分娩

重要なお知らせ

新型コロナウイルス感染症の流行拡大に伴い、状況に応じて実施と一時中止を検討しています。実施の有無については「重要なお知らせ」に適宜掲載しておりますので、ご確認のほど、宜しくお願いいたします。

健康チェックシートの記載および提出について

立ち会いを希望されるご主人は、遅くとも35週から毎日下記健康チェックシートの記載をして頂き、ご主人が来院時に提出され、かつ以下が満たされていることを条件とさせていただきます。

 ・健康チェックシートの記載漏れがない、チェックシートの項目に該当する症状がない。
 ・来院時に37.5度以上の発熱や感染症症状がない。
 ・直近2週間以内の海外渡航歴がない、また大人数での会食や飲み会、密着し換気の悪い場所への立ち入りがない。
 ・直近2週間の連続した記載があること。
 立ち会い分娩を希望される方は、後期マタニティクラスをご夫婦で受講することをお勧めしています。受講ができない方はパンフレット「立ち会い分娩を希望される方へ」をお読みください。

注意事項

•分娩室で立ち会いできるのは、ご主人と上のお子様のみです。
•立ち会い分娩についての同意書をご提出いただく必要があります。
•詳細は分娩予約時にお渡ししたファイルにある「立ち会い出産ご希望の方へ」の用紙をご覧ください。

出産時~産後サポート

 出産後、母子同室中のお母さんは分からないことが多く、不安に感じる瞬間が多いです。当院では、助産師が頻繁に病室に伺い、お母さんが抱えやすい育児の疑問や不安に対してアドバイスが出来るようサポートさせていただいています。ぜひお気軽にお声掛けください。

早期母子接触

 早期母子接触とは、カンガルーのお母さんがおなかに赤ちゃんを入れて育てるように、裸のまま赤ちゃんをお母さんの胸に乗せてだっこすることを言います。
 当院では、赤ちゃんが産まれて臍の緒を切ったら、赤ちゃんが元気であれば早期母子接触を行います。肌と肌が触れ合うことで赤ちゃんは安心し、体温を保ったり、呼吸を安定させる効果があります。お母さんもリラックスし赤ちゃんへの愛しさも増してきます。早期母子接触中は、赤ちゃんの心拍と呼吸状態を観察する機械をつけて、危険がないよう体制をとっています。

母児同室

 済生会横浜市南部病院では、出産直後よりお母さんと赤ちゃんの調子がよければ、24時間同室となります。
 初めての育児に戸惑う事も多いですが、一緒に過ごしお世話をする中で少しずつ育児への自信も育ってきます。日中はもとより、赤ちゃんがよく泣く夜間においても、最低でも1時間に1回はスタッフがお部屋に伺うなどのフォローもしています。少しずつ、ご自身のペースで育児に慣れていただき、退院後の生活をイメージできるように、一緒に考えていきたいと思っています。

母乳育児の推進

 24時間赤ちゃんと一緒に過ごし、欲しがった時にすぐおっぱいを吸わせられる環境にあれば、ほとんどの方に母乳育児は可能です。母乳育児は赤ちゃんのお腹に優しく、丈夫な子に育てます。また、お母さんも産後の回復が良好となり、シェイプアップに役立ちます。
 母乳の分泌をよくする方法は、出産後から頻回におっぱいを吸わせる事です。一緒に行いますので、不安な時はいつでも助産師をお呼びください。

療養環境

☆療養環境がリニューアルされました

産後の入院期間を少しでも快適にお過ごしいただくために、療養環境を大幅にリニューアルしました。大部屋でも赤ちゃんと過ごしていただきやすいゆとりのある広さとなりましたので、ごゆっくりお寛ぎください。

お食事

☆出産後にご提供するお食事をリニューアルしました

お食事は入院期間中の数少ない楽しみの一つです。当院では母乳のことも考慮し、栄養バランス、カロリーなどに配慮しながらも、おいしくお召し上がりいただける様、工夫を凝らしたお食事をご提供しております。
ご意見・ご感想等は、産科病棟の助産師・看護師までお寄せください。

一日の献立例
朝食 昼食 夕食
米飯、味噌汁(茄子)、目玉焼き&ハム/ソース、青梗菜のお浸し 焼肉ビビンバ、中華スープ、野菜春巻き、かりんとうドーナツ(黒蜜) 米飯、鰆の西京焼き、ジャガ芋の煮物、浅漬け(胡瓜)、抹茶ババロア、ホワイトブレッド(夜食)

2週間健診

 助産師が退院後のお母さんと赤ちゃんの保健指導や健康診察を行う外来です。また、同時期に出産されたお母さん同士が交流できる場でもあります。新生児に対してはまずは助産師が対応しますが、気になることがあればすぐ隣の小児科・新生児内科に連絡し、必要に応じて小児科・新生児内科の医師が診察をします。
 産後2週間頃はホルモンの影響もあり、初めてのお産の方に限らず不安の多い時期です。赤ちゃんの成長を確認し、お母さんが育児に自信を持てるようお手伝いします。

開催日時 毎週火曜日・金曜日
10時00分~12時00分
場所 3階東病棟の授乳室・指導室
再来機にて受付後、3階東病棟の授乳室にお越しください。
金額 2,500円(母児)
参加対象者 当院で分娩された方全員
(母乳外来対象の方以外)
予約 退院時に助産師がお取りします
※2022年2月現在休止中

1か月健診

 1か月健診では、小児科・新生児内科医が時間をかけて丁寧に診察します。体の成長はもちろんのこと、異常な所見はないか、また赤ちゃんとの向き合い方、何か気になることが生じたときの対応方法、予防接種の受け方などもお伝えします。いつでもお母さんが安心して育児できるよう、支えていきます。ここでも順調であれば、4か月健診以降は区での健診になります。

母乳外来

退院後のおっぱいのことや子育てについて相談を承っております。

開催日時 お一人様30分枠
月曜日:15時00分~15時30分
火曜日:14時30分~16時00分
水曜日:15時00分~16時00分
木曜日:15時00分~16時00分
金曜日:14時00分~16時00分
場所 産婦人科外来もしくは産婦人科病棟。
金額 3,000円
予約 平日14時00分~16時00分に045-832-1111(代表)にお電話ください。
緊急時は当院出産以外の方でも、夜間休日も対応いたします。
(病棟の状況によっては、お断り、お待ちいただく場合もありますので、ご了承ください) 

産褥入院

 南部病院には産褥入院という制度があります。早産での出産など、母児同室ができないままお母さんが退院されるようなケースでは、お子さんの退院に伴いご自宅で突然育児を開始する不安を少しでも解消していただけるよう、再度入院し、助産師にいつでも相談可能な環境下で母児同室を行っていただくことで、退院後にもスムーズに育児をスタートできるようサポートしていきます。

その他のケア

 NICU卒業児で発達のフォローが必要な場合や定期的な診察が必要なお子さんは、そのまま小児科・新生児内科で診察を行います。