グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


ホーム >  済生会横浜市南部病院について

済生会横浜市南部病院について


院長挨拶

 港南台駅の駅近に立地している済生会横浜市南部病院は、横浜市中核病院第1号として南部地域の救急・小児・産科医療などの政策医療を含めた高度急性期の地域医療を担うものとして、1983年の開院以来すでに40年近くの歴史を刻んで参りました。南部医療圏の診療所、病院の先生方のみならず、市民や地域の皆様の御支援の賜物と深く感謝いたします。当院の至らない点に対して、いろいろなご批判があることは認識しております。それら皆様の貴重なご意見を生かしながら、敷居の高くない病院を目指しますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

院長/竹林 茂生

院長の雑感

患者さんやご家族の方をはじめとした一般の方と共に、当院職員にも、当院を含めた病院が置かれている医療現場の状況について知っていただけるよう、定期的に発信したいと存じます。

肩書とは?

 名刺には肩書が通常記載されている。多くの方と名刺交換を行ってきたが、頂戴した名刺には肩書が一切書かれていないものもあった。肩書がなくとも自分のことは知っているだろうと主張するがごとく、大判厚紙の和紙に毛筆字体で名前が大きく印刷されて、普通の名刺入れには入らないものもあった。政治家の大先生、大きな団体組織の頂点の方、芸能人の方であった。昔の名刺の使い方には、開業医先生が自分の名刺の余白に紹介先の病院、先生の名前と「よろしく」とのみ万年筆で書かれたものを患者さんに渡し、紹介状代わりというものがあった。もちろん多くは、あらかじめ電話で紹介先に詳細を伝えてあったのだが。
 以前、比較的空いていた電車の中で見た光景である。2名の高齢と思われる男性が、言い争いをしながら、席の取り合いしていた。別に他にも席は空いているのに。どうも、電車に乗るとき、一方が先を越して乗り込んだことによるトラブルらしい。その言い争いが大変興味深く、「俺は前期高齢者だ。」と一方が言うと「何を言っている。俺は後期高齢者だ。お前は戦争にいってないだろう。」と言い返していた。不穏な雰囲気なので、私は別の車両に移動したので、結末は不詳である。前期高齢者、後期高齢者間でヒエラルキー(階層構造)があるのかと妙に感心した。もっとも、死後、あの世に行っても戒名という肩書があり、それが階層構造となっているとの噂もあるらしいが、定かではない。
(2023 /9/7  院長/竹林 茂生)