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研修医メッセージ


研修医からのメッセージ

 私の昨年度の経験を踏まえつつ紹介します。
 当院の研修プログラムでは、1年次は主に内科24週(6ターム)、救急8週(2ターム)、必修科【外科、小児科、産婦人科、麻酔科】16週(4ターム)、選択4週(1ターム)を研修します。内科は消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、糖尿病・内分泌内科、腎臓内科、脳神経内科、血液内科、リウマチ・膠原病内科の8科から3つの診療科を選択し、8週(2ターム)ずつローテーションします。これほど多くの内科診療科が揃っている研修病院は、県内有数と思われます。 
 研修では診療チームの一員として診察、オーダーを行い、治療方針の決定にも積極的に関与していきます。必修科として、小児科、産婦人科、外科、麻酔科を各4週(1ターム)回ります。小児科・産婦人科は互いに密接にかかわっており、小児科研修中は当直で小児救急が経験できるのが特徴です。外科は横浜市立大学関連病院の旧第一外科・第二外科より派遣されており、とても雰囲気が良く、優しく丁寧な指導を受けられます。執刀医として参加し、周術期の管理を学ぶ経験も得ることができます。麻酔科では気管挿管やAライン、術中の循環動態管理について学べます。
 院内勉強会として、ERカンファレンス、中心静脈穿刺講習などが毎週開催され、必要な知識技術が養えます。1年目研修医が当直シフトに加わる前には各診療科による急患対応講義が行われ、当直帯で遭遇する主な疾患(外傷含む)について初期対応のレクチャーを受けることになります。
 救急診療科では研修医が2次救急+CPAの1st Touchを担います。主訴や第一印象、バイタルサインなどから鑑別疾患を迅速にあげ、必要な検査の判断やオーダーをしつつ、上級医への方針提示、他科へコンサルトする方法を学びます。研修医が主体となって診療するため始めは戸惑うことも多いですが、上級医や研修医間でのフィードバックがあるので、症例を重ねる毎に着実に成長することができます。
 現状、当直に関しては1年目1名、2年目1名が診療にあたり、1年目は月3-4回、2年目は4-5回、当直業務に入ります。当直時も日中と同様に研修医が1st touchを行い、必ず内科または外科当直の上級医に結果を報告・相談し、上級医と一緒に入院もしくは帰宅の判断を行います。軽症から重症まで幅広くの疾患知識を求められ、気管挿管や人工呼吸器管理まで行います。当院では研修医に求められるcommon diseaseの診療技術を一通り経験できます。
 2年次では救急4週(1ターム)、精神科(外部施設)4週(1ターム)、地域研修4週(1ターム)、自由選択40週(10ターム)をローテートします。地域研修では福島、熊本、神奈川のいずれか好きな地域を選択し、地域に根ざした医療を学ぶことができます。希望すれば済生会横浜市東部病院、東邦大学3病院の研修プログラムでの研修も可能で、3次救急や総合診療、東洋医学などを学ぶことも可能です。
 当院の魅力は文面では伝えられない部分の方が多いので、ぜひご自分の目で確認していただき、研修医や医療スタッフと話すことで、その魅力に触れていただければと思います。研修医一同、皆さまにお会いできることを楽しみにしております。

初期研修医S

・南部病院の研修の強み
 南部病院はほぼ全ての診療科が揃っており、common diseaseを中心に初期研修医が経験するべき症例が幅広く学べることが強みです。また、指導医の先生方は研修医が積極的な姿勢を見せることで手技やミニレクチャーなど熱心な指導をしてくださる方が多く教育的な雰囲気も魅力です。
・南部病院だからこそ勉強できる内容
 幅広い診療科において、医師として必要となる基本的な知識や手技を習得できます。また、自分は循環器内科志望ですが、循環器内科ローテの際には右 心カテーテルや冠動脈造影などより専門的な手技を実際にやらせていただく機会があり、やる気を見せればより専門的な診療にも携わることができます。
・南部病院で研修するメリット
 救急外来や病棟管理、手技など初期研修医が介入する機会が豊富であり、スタッフの一員としてすべての診療科で豊富な症例を経験できます。

初期研修医K
 
 南部病院での初期研修の良いところは幅広い経験を積めることです。ほとんどの診療科が揃っており、どの科の先生方も指導熱心で知識も手技の経験も積む事ができます。自由選択期間も長く自分の興味に合わせてローテーションを組むことができます。 救急外来は救急科研修中も当直帯も研修医がファーストタッチをして検査をしていきます。忙しいですが自分で考えて行動することができ、それに対して指導もしてくださるので力になっていると思います。

初期研修医 O
 済生会横浜市南部病院の初期研修は、充実した教育体制と多様な診療科が魅力です。病院は地域密着型であり、幅広い疾患に対応するため、研修医は多くの症例に触れながら実践的な医療スキルを学べます。特に、内科や外科、小児科などの基幹科での研修を通じて、診療の基本をしっかりと習得できるほか、各専門分野の指導医から直接指導を受けることができます。さらに、チーム医療の一員として、医師間の連携を学びながら患者中心の医療を実践することができます。
 また、研修医のサポート体制も万全で、ストレスなく研修に専念できる環境が提供されています。症例数が豊富で、急性期から慢性期の患者まで幅広く経験できることもあり、将来の専門分野を見極める上でも有益な研修環境と言えるでしょう。

初期研修医 M
 私は横浜市大附属病院とのたすきがけプログラムで、2年次を南部病院で過ごしました。南部病院の魅力は沢山ありますが、その中から1つをご紹介いたします。市中病院でありながら内科が揃っており、各科で手厚い指導を受けられる点です。内科志望の方は専門医取得に必要な症例を研修医中から集めておくことが望ましいとされていますが、南部病院であれば充分な症例を経験することが可能です。また教育熱心な先生が多いため、主体的に入院患者さんの管理を行わせていただく機会が多くありました。1人1人の患者さんの病態を理解し、必要な検査や治療を自ら考え、上級医と相談しながら決めていく過程は、非常に実践的であり、座学の何倍もの学びを得ることができました。南部病院は研修医の積極的な姿勢を大歓迎してくれる理想的な環境です。興味を持ってくださった方はぜひ見学にいらしてください。

初期研修医 S

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