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対象疾患


リウマチ・膠原病内科

主な症状

リウマチ・膠原病内科が診察する疾患の主な症状は以下の通りです。
・関節の痛みやこわばりが1か月以上続く
・寒いときに指先が白や紫色に変色する
・口内炎や発疹を繰り返す
・原因不明の発熱が続く

関節リウマチ

症状

・関節痛 ・倦怠感 ・微熱

検査

・血液検査 ・レントゲン ・関節超音波

治療

関節リウマチと診断した後は、免疫抑制剤で治療を行います。メトトレキサートという薬が第一選択薬となっていますが年齢や腎機能などで使えない場合は他の薬剤から開始します。2000年代から生物学的製剤や分子標的薬の登場によりほとんどの方が症状を抑えることができるようになってきています。

リウマチ性多発筋痛症

症状

・肩痛で腕が上がらない ・腰回りや股関節痛で寝返りできない ・発熱

検査

・血液検査 ・レントゲン ・関節超音波  悪性腫瘍の合併を考慮してCT、上部消化管内視鏡検査なども適宜施行します。

治療

リウマチ性多発筋痛症と診断後はステロイド(主にプレドニゾロン)で治療開始します。多くの場合薬が非常によく効き翌日には症状が軽快します。改善後は徐々にステロイドを減らしていきます。

膠原病

全身性エリテマトーデス、強皮症、多発筋炎、皮膚筋炎、シェーグレン症候群など

血管炎症候群

症状

・発熱 ・倦怠感 ・体重減少 ・充血 ・鼻出血 ・難聴 ・喀血 ・呼吸苦 ・腹痛 ・消化管出血 ・筋肉痛 ・関節痛 ・紫斑 ・麻痺 など人によって多彩な症状が出ます。

検査

・血液検査 ・尿検査 ・CT検査 ・MRI ・生検(症状のある部位:皮膚、筋肉、腎臓など)などで検査します。確定診断のためにはなんらかの組織で血管炎の証明が必要です。

治療

血管炎の診断後はステロイド投与と症状の重症度に応じて免疫抑制剤(シクロフォスファミド、リツキシマブ、アザチオプリンなど)を投与します。重症の場合には血漿交換などを行うこともあります。改善後はステロイドを減らしていきます。

線維筋痛症・ベーチェット病

専門的な治療が必要な場合は他の病院を紹介いたします。

全身性エリテマトーデス

症状

・発熱・倦怠感・関節痛・顔面紅斑・口内炎・脱毛・頭痛・胸痛・腹痛・浮腫、など人によって多彩な症状が出ます。

検査

・血液検査・尿検査・CT検査・MRI・SPECT・超音波・腎生検、などで診断をつけます。

治療

診断後は出現している症状に応じてステロイドやその他の免疫抑制剤で治療します。

皮膚筋炎・多発筋炎

症状

・発熱 筋肉痛 筋力低下・皮疹・呼吸苦

検査

・血液検査・MRI・CT検査・生検(筋肉)などで診断をつけます。

治療

診断後は筋肉や肺の症状に応じてステロイドやその他の免疫抑制剤で治療します。