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対象疾患


診療科名


四肢リンパ浮腫

子宮がんや乳がんの治療後に生じた四肢リンパ浮腫の手術療法を行っています。
手術前にリンパシンチグラフィ等による評価を行っています。
手術法はリンパ管静脈吻合を基本とし、状態に応じて脂肪吸引を併用します。
基本は全身麻酔2泊3日ですが、状態に応じて局所麻酔や日帰り手術を含めたより短期間の治療を相談・提案します。
脂肪吸引を行う場合は、原則7泊程度の入院が必要です。
弾性着衣による保存療法は、院外のリンパ浮腫療法士と連携しています。

眼瞼下垂・眼瞼内反・睫毛内反・睫毛乱生

加齢による眼瞼下垂症の手術法は、挙筋前転法または眉毛下皮膚切除法を基本としています。状態に応じて、日帰りまたは1泊2日入院にて行います。
いわゆる「逆さまつげ」と言われる、加齢による眼瞼内反症や、生まれつきの睫毛内反症は日帰り手術が基本です。
その他、先天性眼瞼下垂や眼瞼位置異常の手術に対応しています。

涙道閉塞

軽症の場合、外来でのシリコンチューブ挿入に対応しています。
重症の鼻涙管閉塞では、全身麻酔下の涙嚢鼻腔吻合(鼻外法)を基本術式として、3泊4日入院にて行います。

顔面の皮膚悪性腫瘍

術中迅速病理検査と丁寧なデザインの局所皮弁により、がんの根治はもちろん、手術回数を1~2回にとどめ、変形や傷痕が極力残らないよう努めています。
局所麻酔は2泊3日、全身麻酔は3泊4日程度の入院が基本です。

頬骨骨折・眼窩壁骨折

頬骨骨折では、3DCTやエコーを駆使して、皮膚切開を最小限にするよう心がけています。
眼窩壁骨折では、顕微鏡を用いて直視では困難な最深部の操作を確実に行います。
全身麻酔で3泊4日入院が基本です。

部位別の対象疾患

【顔全体】
顔面骨骨折(頬骨・眼窩壁)、顔面神経麻痺による顔面変形、皮膚悪性腫瘍
【眼瞼・眼窩】
上眼瞼下垂、下眼瞼内反/外反、睫毛乱生、涙道閉塞
【耳介・外鼻】
先天性耳介変形(埋没耳など)外傷性耳介・外鼻変形、不正咬合
【胸・腹】
乳がん術後乳房変形、陥没乳頭、臍ヘルニア
【手・足】
上下肢リンパ浮腫、多趾、合趾
【皮膚・皮下】
血管腫・血管奇形(イチゴ状血管腫、海綿状血管腫など)、熱傷瘢痕拘縮