グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


ホーム >  診療科・部門 >  リハビリテーション技術部

リハビリテーション技術部


ごあいさつ

リハビリテーション技術部は理学療法士14名、作業療法士5名、言語聴覚士3名の計22名のセラピストで構成されています。(2019年5月現在)
当部の特徴として、高度急性期病院および地域の中核病院のリハビリテーション部門としての役割を果たすべく、チームワークと安全で良質な医療の提供を念頭にセラピストの病棟配置制を導入しております。
治療場面においては、身体機能はもちろんのこと高次脳機能や心肺機能など全身状態の評価を基に、早期介入による廃用症候群および合併症予防に努めており、身体機能回復練習、さらには患者さんが実際に生活している場で練習や指導を行い「しているADL」の向上や地域包括ケアシステムも視野に入れた退院支援にも携わっております。
また、医師、看護師などの他職種、ご家族とも進捗状況について情報共有をしながら真のチームアプローチの実現に向けて、さらには地域の方々に選ばれる病院を目指して日々の業務に励んでおります。

リハビリテーション技術部/技師長 杉山 眞二郎

施設基準

脳血管、運動器、呼吸器、心大血管リハビリテーションは全て施設基準(Ⅰ)、及びがん患者リハビリテーションの施設基準を有しています。
(2019年4月現在)

理学療法室

作業療法室

言語聴覚室

理念

「良質で安全なリハビリテーションの提供」を実践すべく、以下の理念を持って診療にあたっています。
  • 患者さんのADL(日常生活活動)の自立とQOL(生活と人生の質)の改善を支援する。
  • 生活の視点に立ったサービスの提供を行う。
  • 患者さんの自己決定権を尊重する。
  • チーム医療により患者さんの持つ問題点を把握し、解決策を検討する。

診療指針

急性期(発症直後や術後)から早期リハビリテーションの積極的な介入により、安静による合併症や廃用症候群の予防、日常生活活動の自立度の維持・向上、自宅や社会への復帰、スムーズな転院などの支援を行います。
また、2015年1月から療法士を病棟に配置し、ほとんどのリハビリテーションプログラムを病棟で行っています。これは病棟に療法士が常駐していることで、以下のような効果を目指しています。
  1. 実際の生活場面で練習を行うことで「できること」を「していること」に繋げる
  2. 看護師、医師などの他職種と情報共有が容易になりチーム医療の一助となる
  3. より早期からの介入が可能となり、治療と並行してリハビリテーションを行うことで合併症や廃用症候群の予防に寄与する
今後更に高齢化が進む中で、地域の皆様のニーズに合ったリハビリテーションが提供できるよう診療に取り組んでいます。

医師、看護師、ソーシャルワーカーなど
多職種とのカンファレンス

病棟看護師との情報共有など密なコミュニケーション

脳血管疾患等
  • 発症直後の脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳血管障害
  • 脳腫瘍の摘出術後
  • パーキンソン病
  • ギラン・バレー症候群
  • その他神経・筋疾患、など
整形外科疾患
  • 骨折、靭帯損傷などの外傷(手術・発症早期)
  • 人工関節置換術後
  • 脊椎疾患の術後、など
呼吸器疾患
  • 胸部術後
  • 呼吸不全、など
循環器疾患
  • 心臓、血管手術直後
  • 心疾患治療直後、など
代謝疾患
  • 糖尿病
外科手術後
がん(入院)

診療科別処方割合

疾患別取扱い割合

※画像をクリックすると拡大します

リハビリテーションを受けるには

リハビリテーションの実施に当たっては医師からの処方箋が必要です。現在の診断名や対象期間、身体の状況などの診察を医師が行い、発行された処方箋に基づいてリハビリテーションを行います。

また、当院は急性期(発症や手術の直後)病院であり、継続してリハビリテーションが必要な患者さんは地域連携パスによる転院、近隣の病院、施設への転院や入所、在宅での介護保険サービスの利用などを医師、看護師、ソーシャルワーカーと連携してご案内しています。

ご家族の見学について

見学はご家族のみとさせていただいております。(ご本人、ご家族の承諾を頂いているケアマネージャー含) 見学にあたっては事前に退院支援室担当看護師、福祉医療相談室ソーシャルワーカーにご相談下さい。当日ですと、その日のスケジュールが調整ができない場合がありますのでご了承ください。

また、個人情報保護の観点や他の患者さんへの影響を考慮し、多人数の見学はご遠慮ください。(1~3名程度)

院内外での活動

院内の以下の委員会や医療チームに所属しています。
  • 呼吸ケアチーム
  • がん診療支援センター運営委員会
  • 医療安全委員会
  • 感染対策委員会
  • 災害対策委員会
  • 患者・職員満足度向上委員会
  • チーム医療総合教育センター運営委員会
  • 糖尿病教室、診療チーム委員会
  • 広報委員会、など

呼吸ケアチーム

糖尿病教室

また、他部署向けの勉強会や新入職員研修、地域住民の方に向けた健康教室での講演も行っています。

教育

リハビリテーション技術部では病院全体で行う他職種合同の新人研修や勉強会のほかに、技術、知識の向上及び、医療人・社会人として適切な行動が取れるよう段階に応じた教育に取り組んでいます。

新入職員教育
担当者を中心にチームで教育を行います。
診療やその他の業務などについて一年間を通じて段階的に進めています。
2年目以降も更なるスキルアップを図り、指導を行います。

部署内勉強会
毎月一回グループまたは個人の担当で勉強会を行っています。
その他にも個別の勉強会や症例検討を不定期に行っています。

学会、院外研修会参加
積極的な学会発表や院外研修会参加を奨励しています。(平成29年度は2学会5演題の発表を行っています)

部署内勉強会

実技勉強会

新入職員による症例検討会

地域ケアプラザでの活動
病院内での治療だけでなく、地域ケアプラザでの機能訓練指導や地域の皆様への講演なども行っています。

スタッフの保有資格及び所属学会・団体

資格

  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • がんのリハビリテーション療法士
  • 心臓リハビリテーション指導士
  • NR・サプリメントアドバイザー
  • DMAT-L隊員
  • 初級障害者スポーツ指導員
  • 福祉住環境コーディネーター2級
  • A-ONE認定評価者
  • 地域包括ケア推進リーダー
  • 介護予防推進リーダー
  • スポーツ医学検定2級(アドバンス)
  • BLS Provider

所属学会

  • 日本理学療法士協会
  • 日本作業療法士協会
  • 日本言語聴覚士協会
  • 理学療法科学学会
  • 認知神経リハビリテーション学会
  • 日本心臓リハビリテーション学会
  • A-ONE研究会
  • 財団法人日本水泳連盟 医事委員会連携組織 日本水泳トレーナー会議

リハビリテーション技術部各部門のご紹介

理学療法部門

理学療法(PT:Physical Therapy)
病気やけがなどによって入院した方々に対して、合併症予防や早期回復のために、発症または手術直後から状態に合わせて理学療法を行います(運動療法、呼吸療法、糖尿病運動療法、日常生活動作訓練)。ICU入室中や医療装置がついている状態でも、主治医の指示の下、安全管理をしながら介入します。また、必要に応じて自主訓練の指導や、生活環境・生活動作についてのアドバイスを行います。

病室での術翌日の理学療法

病室での術翌日の理学療法

人工呼吸器装着下の患者様に対する理学療法

リハビリ室での歩行練習

病棟での階段昇降練習

作業療法部門

作業療法(OT:Occupational Therapy)
作業療法とは、作業遂行を目的とし、問題となる活動を改善するために、作業活動を用いて治療、指導および援助をおこないます。

身体的機能
ベッドサイドより徒手的治療や基本動作訓練、日常生活に必要な心身機能の回復をはかります。患者様の活動性にあわせて、適宜デイルームでも道具を用いた作業活動をおこなっています。

応用的・社会的能力
患者様の生活場面で使用するものを用いて日常生活動作訓練をおこなっています。また、複数名と時間を共有し、交流を図ることで精神賦活、認知機能低下予防を図った活動も行います。

環境資源の調整・支援
作業を遂行するために必要な環境調整を家族や他職種と相談しながら調整していきます。

言語聴覚部門

言語聴覚療法(ST:Speech Therapy)
言語聴覚療法では、コミュニケーションや飲み込みの障害に対して、評価・訓練を実施していきます。

コミュニケーションの障害は、『聞く・話す・読む・書く』の4つの側面に障害がある場合をいいます。また、飲み込みの障害は、食べ物を認知するところから、取り込んで、噛み砕き、飲み込むまでをいいます。コミュニケーションも飲み込みも、個々の障害に合わせて評価と訓練を実施していきます。原則としてベッドサイドでの訓練を実施していますが、構音訓練(話す訓練)や高次脳機能訓練(失語症やその他のコミュニケーション障害など)で個室対応が必要なときは、適宜、リハビリテーションセンターのST室を使用しています。

主な対象疾患は、失語症などの高次脳機能障害、構音障害、摂食・嚥下障害です。

言語訓練

嚥下訓練